桝添要一都知事 辞職願を提出

東京都の舛添要一知事が15日、職員を通じて都議会議長に対し、21日付での辞職願を提出した。政治資金の公私混同疑惑などの問題をめぐり、都議会の与野党が不信任決議案の提出で一致。同日午後の第2回定例会本会議で不信任案が可決されることが避けられず、続投は困難と判断したとみられる。舛添氏は就任から約2年4カ月。前任の猪瀬直樹氏に続き、2代続けて都知事が「政治とカネ」の問題で辞職することになった。舛添氏が辞意を固めたことを受けて、不信任案は取り下げられる方針。公職選挙法の規定では、舛添氏が都議会議長に辞意を伝えると、議長は5日以内に東京都選挙管理委員会に伝達後、50日以内に選挙を実施する。早ければ7月31日にも投開票があるとみられる。

朝日新聞6月15日

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