中学と高校の部活動に行き過ぎが見られるとして、文部科学省は13日、休養日を設けることを柱とした改善策を発表した。また、これらの施策を盛り込んだ文書を月内には都道府県教育委員会などに通知する予定だ。改善策では文化部も含めた休養日の設定の他、国が外部の部活動指導員を法令に位置づけ、配置を促すことを明記している。部活動は教育課程外に位置づけられ、学校の裁量に任されているが、文科省は中学校については「全国体力調査」を活用した調査を通じて改善を徹底する考え。
2016.6.14 朝日新聞 朝刊 〈総合3〉