スズキ 測定の際に不正

自動車大手スズキは18日、国内で販売している軽自動車など16車種の燃費データを測定する際に、国の定めとはことなる不正なやり方を採用していたと発表した。同型種の他社への供給分を含めれば、計27車種の210万台超に達する。スズキはテストコースが海に近いため、風などの影響を受けやすく、国の方法では安定した測定が困難だったことを理由としている。こうした不正は、2010年頃からから始まったという。スズキは燃費をよく見せかけたことはないとして、正しく測定した場合の燃費との違いが誤差の範囲であるために、販売は続けるという。三菱自動車に続き、日本車の燃費の信頼性を揺るがす事態になっている。

読売新聞5月19日1面

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