東京工業大学 ロボットハンドを開発

東工大の鈴森教授らが災害救助を想定した5本指のロボットハンドを開発した。5本指全てに二つの関節を持ち、小指と親指の付け根が自由に回転することで、細いものや歪な形状の瓦礫などを安定して持ち運べる。実験では体重100㎏の成人男性を想定した人形を抱きかかえたり、細い棒を摘まんで支えたりする動作に成功、最大2.5tの重量物も持ち上げられた。ショベルカーなどの重機やロボットに取り付ける利用法を想定し、今後大阪大学などと共同開発する救助用ロボットに応用する予定だという。

2016.5.24 日経産業新聞

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