地方の人口増やすには

2015/01/01  日経MJ  4ページ

少子高齢化は、都市部より地方の方がより深刻なイメージが根強い。しかし合計特殊出生率をみると、都市部の方がはるかに低い傾向にある。厚生労働省によると、2013年の合計特殊出生率は東京都が1.13で、都道府県別の最下位となった。自治体別でみると、08~12年でのワースト1位は京都市東山区の0.77。下位10位には、大阪市浪速区や福岡市中央区のほか、半数を東京都区が占めた。一方、2.81で1位となった鹿児島県・徳之島の伊仙町をはじめ、上位には島しょ部の自治体が並んだ。厚労省人口動態・保健社会統計課は「都心部は仕事が多く、女性の未婚率が高いのが原因」とみている。

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