日本固有種ニホンイシガメ、輸出急増で姿消える?、環境省、規制を検討。

2015/11/02 日本経済新聞 夕刊 12ページ
日本固有種のニホンイシガメの輸出量が、今年に入り急増している。中国や香港で健康食品の原料とされる上、日本産の希少ペットとしても人気があるためだ。
環境省によると、ワシントン条約の付属書2に掲載され、輸出には国への申請が必要。申請が義務づけられた2013年6月から今年9月までに計約2万8千匹が輸出された。うち約1万5千匹が今年3月以降に集中し、3月の輸出量は最多の3561匹に上った。環境省は3月に輸出目的の乱獲で激減した八重山諸島の固有種ヤエヤマイシガメの輸出禁止を発表し、その代替品とされたことから輸出が急増したとみられる。

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