郷土意識強い沖縄2位

1997/06/22  日本経済新聞 朝刊 27ページ

就職戦線がヤマ場を迎えているが、少しずつ上向いてきた大卒男子のUターン就職率が、今年は37.2%と昨年の39.0%よりやや減少。3年前と同じ水準になっている。都道府県別にみると、トップは東京だが、Uターンの一般的なイメージを考えると、事実上の首位は沖縄といえる。郷土意識が強いのはもちろんだが、「気候・風土や人間関係など生活環境が大きく左右している」(沖縄県職業安定課)。3位の富山のUターン就職率の高さについては、「ハイテク企業が進出して受け皿ができたことに加え、住居にゆとりがあってUターンしやすいのでは」(富山県職業安定課)とみる。

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