ポリプロピレンの製造がバイオ素材から

日本経済新聞 5月22日 火曜日 朝刊 14面

 東京工業大学と出光興産などのグループと三井化学と大阪大学のチームは、それぞれ車のバンパーなどに使われる代表的な汎用樹脂ポリプロピレンを、石油なしで製造する技術を開発した。東工大グループは、バイオエタノールから特殊な触媒を使いポリプロピレンの原料となる、プロピレンを作る技術を開発し、大阪大チームは、植物由来の原料から、同じくポリプロピレンの原料となるイソプロバノールを開発した。これらの技術により、石油頼みであったポリプロピレンの製造が多様化し、供給の安定化ならびに、二酸化炭素削減につながることが期待されている。

 

 

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