尿から、肺がんの早期発見が可能に

日本経済新聞 5月22日 朝刊 火曜日 14面

 名古屋大学とパナソニックの研究チームは、尿の成分から肺がんを判定することが可能になる技術を開発した。尿が揮発する際ににおいのもとである、2ペンタノンなど4種類が、肺がんとかかわりが深いことが分かった。データをさらに集めれば、その他のがんの特定につながる可能性もあるという。この技術を利用した患者への肺がん判定の精度は、現在、十分高く、2020年に定期健診などに使う簡易検査法としての実用化を目指している。

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