携帯電波で誤作動「恐れ低い」

2015/06/24 朝日新聞 7ページ
総務省は23日、携帯電話の電波が心臓ペースメーカーなどに影響を及ぼす恐れは非常に低い、と初めて指摘する指針案を公表した。
これまでの調査で、ペースメーカーを携帯電話に近づけると誤作動などの影響があったため、現行の指針案では15㌢以上離すべきだとしている。だが、一部の識者から調査について、携帯の電波を断続的に最大出力で、医療機器の感度も最大にした条件で行われており「現実では起こりえない」との意見があった。
今回の指針案は「15㌢以上離す」という距離基準は維持するが、基準が患者の不安を生んでいるとの指摘を受け、それを和らげる表現を盛り込んだ結果だ。

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