摩周湖底 ザリガニの足跡?

2015/05/26 朝日新聞 1ページ
最深部にはバクテリアなどの微生物以外は生息しないと考えられてきた摩周湖の湖底(211㍍)に生き物が歩いたとみられる跡が大量にあることが、国立環境研究所を中心とするチームによる昨年8月の調査で分かった。ザリガニの可能性もあり、研究チームは26日から捕獲作戦に乗り出す。
摩周湖の湖底は栄養分が極端に少ない。大型の生き物は、もともといたエゾサンショウウオのほか、放流されたウチダザリガニ(特定外来生物)、ニジマス、ヒメマス、移入経路不明なエゾウグイ以外はいないとされる。いずれも最深部での捕獲例はない。これまでに生き物が見つかった最も深い場所は176㍍で、1974年にユスリカの幼虫が確認されただけだ。

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