中国経済に報復合戦を続ける余裕はあるのか?

中国経済は米中の「関税戦争」により深刻な影響を受けている。2025年1~3月期のGDPは前年同期比5.4%増と好調に見えるが、不動産不況や内需の低迷など構造的問題は解決されていない。成長を支えたのは米国への駆け込み輸出による外需で、今後は期待できない。トランプ政権の追加関税に中国も報復し、両国の貿易は分断の様相を強めている。双方に譲歩の姿勢は見られず、世界経済全体に悪影響が及ぶ懸念が強まっている。

4月23日/日経新聞

 

 

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