皇族数確保について17日に衆参両議院の正副議長が与野党各会派の代表者と会談し、協議が始まった。政府の有識者会議が皇族数確保策として2021年12月の報告書で示した2案について皇族の女性が結婚後も皇室に残る案(①)は賛成派56%で過半数を占めた。反対は22%だった。戦後皇籍を離脱した旧宮家出身の男系男子を皇族の養子にする案(②)は賛成、反対がともに35%で拮抗した。また、「女性が天皇になること」への賛成は81%に上った。反対は10%。調査方法が異なるため単純比較できないが、賛成派同様の質問をした17年4月調査の68%から大幅に増加した。
2024年5月20日 毎日新聞朝刊1ページ