移民子ども5万人不明

欧州の調査報道グループ「ロスト・イン・ヨーロッパ」は4月30日、2021年~23年に域外から欧州に到着後、行方不明になった子どもの移民が5万1433人に上るとの調査結果を発表した。欧州連合(EU)加盟国や英国、モルドバなど31カ国を対象に保護者がいない状態で入国し保護された未成年者のうち、その後所在が分からなくなった人数を問い合わせた。何らかの事情で保護者がいなかった子どもの移民は一時保護施設で過ごすが、その後の処遇が決まるまで耐え切れず脱走したり、親戚や知り合いのもとへ行く途中で行方不明になった可能性があるとみられる。

2024年5月6日 毎日新聞朝刊7ページ

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