パキスタン、大麻利用の法律整備

パキスタンが大麻取引の法整備を進めている。規制当局を設置し、販売のためのライセンスを発行するなど事業環境を整える。
法整備にあたり、国内では医療用途の大麻使用に期待が高まっている。大麻由来のテトラヒドロカンナビノール(THC)やカンナビジオール(CBD)などの製品は、線維筋痛症やてんかんの患者に使われる。
THCは大麻に含まれる化合物で、脳に作用して「ハイ」を引き起こす。乱用される可能性があるため、現在はパキスタン当局の規制対象になっている。違反した場合、企業には最高2億パキスタンルピー(約1.1億円)、個人には最高1000万ルピーの罰金が科される。

2024年 4月 23日 日経新聞 国際

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