捨てる雪で発電 外気との温度差利用

スタートアップ企業のフォルテ(青森市)と電気通信大学、青森市は12月から、「積雪発電」の実証実験を始める。実証実験は青森市が提供する廃校のプールに雪をためて2023年3月まで行う。プール内に張り巡らした伝熱管から得られる冷気と、太陽光から取り込む熱の温度差を利用する。タービン内の冷媒に温度差を作ることで対流が発生し、その回転力で発電する。電通大の榎木光治准教授が開発したシステムで、太陽光発電と同等の発電効率が見込まれ、低コスト化も期待できる。

2022/11/22 日本経済新聞 2ページ

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