エア・ウォーターはJ R西帯広駅近くに液化バイオメタン製造工場を建設し、10月に稼働した。液化バイオメタンを製造して使った国内初の事例となった。家畜の排泄物は約100万トンだが、悪臭が生じ地球温暖化にもつながる。その糞尿のバイオガスからCO2を取り出しメタン濃度を9割以上にしたのがバイオメタンで液化することで大量輸送が可能になる。ただ液化製造はLNGと比べると価格は数倍以上になる。コスト低減には大量製造、大量消費が必要である。
2022/11/9 日本経済新聞 1面
コメントを投稿するにはログインしてください。