ソニーグループとホンダが折半出資する電気自動車新会社、ソニー・ホンダモビリティは13日、自動運転のEVを発売すると発表した。2025年にオンラインで受注を始める。社内に複数のモニターやスピーカーを備え、ソニーの強みであるゲームや音楽を自動運転というハンドルを持たないでよい状態で楽しめるようにする。「車の付加価値はソフトやエンタメに移っていく」とホンダのCEOである水野氏は話しており、本体の売り切りではなくソフト更新などで稼ぐ「リカーリング(継続課金)」型のモデルを志向している。
(2022年10月14日 日本経済新聞 朝刊15ページ)