政府がインターンシップ(就業体験)のルールを見直した。企業は、2024年度以降に大学や大学院修士課程などを卒業・修了する今の大学2年生から、一定の条件のもとで参加した学生の評価などの情報を採用活動に使えるようになる。現状では5日間以上のインターンシップを開く企業は少ない。今回のルール改定は一定以上の期間を確保した中身のあるインターンシップを企業に促す狙いがある。
企業の経営理念に共鳴し、熱意ある学生の発掘につながる。学生に問題意識を持たせてインターンシップに送り出し、インターンから戻った学生のフォローにも力を入れる大学の役割も重要になるだろう。
実のあるインターンシップ広げよう 業務に参加 ルール改定を一歩に(Views)
2022/09/07 日経産業新聞 2ページ 2916文字