CO2抑え水素製造 30年までに9000万トン

経済産業省は26日、燃焼しても二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を活用する社会への転換をめざすための閣僚会議を開いた。製造時のCO2発生を抑える低炭素技術での水素の製造量を2030年までに世界で年9000万トンとする目標を設けた。しかし低炭素技術での水素は製造コストが高く普及に至っていないため、現在は天然ガスなど化石燃料を水素の原料とする場合が多くなっている。議長声明では水素と化石燃料のコスト差を解消する支援が重要と指摘した。

2022/9/27 日本経済新聞 朝刊 5ページ

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