日本企業 脱ロシア停滞

帝国データバンクがロシア進出を明らかにしている上場企業168社を調べたところ、6月19日時点でロシアから撤退したり、製品出荷を停止した企業は74社と前月比で3社増となった。3月から5月にかけた34社増に比べて大きくブレーキがかかったといえる。また、米国の研究機関の調査によると、日本企業は欧米企業に比べてロシアから撤退する動きが鈍いという。ロシア企業を続ける企業には製品販売が代理店経由のため危機意識が薄かったり、決断を先送りにして事態を静観していることが理由に挙げられる。

(2022年6月22日 日本経済新聞 朝刊14ページ)

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