旭化成はリチウム電池の材料を、CO2を原材料に作り出す技術を開発した。製造業はコストや品質が強みだったが、カーボンゼロ時代をにらみ脱炭素の技術を競争力の源泉にするものづくりが広がってきた。電池の主要部材の電解液に使う溶媒を作り出す技術を開発した。技術は囲い込まずライセンス供与する。工程が簡素なことなどで設備の初期費用は既存手法より約3割抑えられ、生産コストも割安という。
2022/6/17 日本経済新聞 朝刊1面
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