能力重視の新卒採用へ

大学生の就職活動が早まっている。1日から面接などの採用選考が解禁されたが、民間調査ではすでに内定を持つ学生は6割を超える。企業は人員確保を急ぐあまり、学生の能力や適性の見極めが甘くなりかねない。それによるミスマッチが生じやすいため、デジタル化などの環境変化に対応する人材を育てるためにも、学生のスキルの見極めは重要となる。また学生への配慮も必要である。希望する勤務地や部署に配属するなど、学生の選択肢を広げる柔軟な制度も各企業に求めたい。

2022/6/6 日本経済新聞 朝刊 2ページ

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