国内の乗用車メーカー8社が30日にまとめた世界生産は、前年同月比21%減の16.3万台だった。国内メーカー別だと7社がマイナスとなり、落ち込み幅が最大なのはホンダで、54%の19万台だった。中国にある取引先の部品メーカーがロックダウンで操業できなくなったのに加え、海上輸送の遅れも重なり日本国内での生産に用いる部品調達にも影響が広がった。日本の車大手がグローバル調達を進める中、中国の供給網の重要性が高もったことでロックダウンの影響を大きく受けた。
2022/5/31 朝刊2面
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