25日に4回目の接種が始まったが、接種の対象は大幅に縮小し、努力義務は60歳以上のみとなった。これに伴い、接種券配送が自治体によって変わる。59歳以下に接種券を配送しない自治体もあれば、18歳以上全員に送る自治体もある。東京都千代田区では接種券が届くと打たなければいけないと感じる人もいるとし、59歳以下は申請者のみに接種券を送る。一方、住民の多い横浜市は申請方式では1カ月程度時間がかかると判断し、3回目接種が終わった18歳以上の全員に順次発送する。自治体ごとに対応が割れ、混乱が懸念される。
4回接種、周知・運用に懸念 60歳以上対象に開始 接種券配布、自治体で対応割れる
2022/05/26 日本経済新聞 朝刊 5ページ 1220文字