投資先、ITからエネルギー関連へ

米機関投資家の投資先が大きく変わろうとしている。17日までに開示された3月末時点の保有銘柄を分析すると、相場をけん引してきたIT(情報技術)をいったん見切り、資源株などに軸足を移す動きが明らかになった。レイ・ダリオ氏は14日の米CNNのインタビューで「米経済は(景気後退とインフレが同時に進む)スタグフレーションに見舞われる可能性がある」と指摘する。ネットフリックス株などの巣ごもり銘柄からも資金が流出する。代わりに投資を増やしているのが、エネルギーやコロナ後のリオープン(経済再開)関連だ。コロナ禍の物流混乱やウクライナ危機で原油価格に先高観が強まる。

 

米機関投資家、IT株に見切り エネルギーに軸足 金利上昇で割高感/業績に懸念材料

2022/05/19 日本経済新聞 朝刊 9ページ 1457文字

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