旅のデジタル化

ANAHDが「旅のメタバース(仮想空間)」事業に乗り出している。街並みを再現し、分身を操作して散策や特産品の買い物を楽しめるサービスを2022年度にも始める。ANAHDは22年3月期に1436億円の最終赤字を計上した。日常的に「旅」に触れる機会をつくり、コロナ前以上に消費者とのつながりを強め、現実の旅行需要も喚起する狙いだ。中東カタール航空では飛行機の仮想搭乗体験を始め、コロナ禍の間も高品質なサービスやブランドイメージを発信している。現実の旅行体験の再現で終わらせず、持続的に消費者に訴求できるコンテンツの開発が求められている。

ANA、旅先はスマホの中 メタバースで京都へ 二条城など再現 現実の旅行プランに誘導(DXTREND)

2022/05/19 日本経済新聞 朝刊 12ページ 2026文字

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