銅高騰、5円玉の額面価格迫る

ウクライナ危機と円安によって円建て銅価格の高騰に拍車がかかり、一時は5円玉の材料の時価がその額面の84%になった。銅価格は4月の最高値からやや下げたが、もともと電気自動車(EV)向けなどに需要が伸びており、専門家は「50年後にはレアメタルになる」とみる。財務省は「現在製造している貨幣については、素材価値が円の価値を上回った事例はない」とするものの、銅価格が急激に高騰していった場合は「その時点における社会経済や貨幣の流通状況などに応じて、適切に対応していきたいと考えている」という。

銅高騰、5円玉の額面迫る、ウクライナ危機・円安で拍車、「50年後、レアメタルに」

2022/05/22 日本経済新聞 朝刊 7ページ
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