外食、四年ぶり出店数増加

外食主要各社が2022年度に店舗数を大幅に増やす。22年度の出店計画を明らかにしている45社で比較すると、新規出店は4年ぶりに前年を上回る。新型コロナウイルス禍で不採算に陥った店舗の閉鎖が一巡し、出店数から閉店数を差し引いた店舗増加数もコロナ禍前の19年度の2倍の水準に達する。コロナ禍の消費構造の変化を捉え、郊外立地や持ち帰りもできる業態などでの出店が増える。コロナ禍では持ち帰り弁当や総菜などの中食の人気も高まった。消費の変化を受けて持ち帰り業態を強化する動きもある。回転ずし「スシロー」を運営するFOOD&LIFE COMPANIESは22年度のスシローの国内出店数50店舗強のうち20店舗以上をテークアウト専門店で出店する。

外食、4年ぶり出店増 店舗数コロナ前超え 主要社22年度 持ち帰り・郊外、消費変化に対応

2022/05/22 日本経済新聞 朝刊 1ページ
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