小学校での子供同士のトラブル 怪我をさせた責任を負うのは誰?

学校で遊んでいる児童が他の児童にけがをさせてしまうというのは、珍しくないトラブルです。では、この場合、加害者側の児童や親、学校側はどのような責任を負うのでしょうか。民法は、自己の行為の責任を弁識するに足りる知能を備えていない12歳以下の児童はその行為について賠償の責任を負わず、その児童の監督義務者である親がその児童が第三者に加えた損害を賠償する責任を負うと規定しています。一方、公立学校の場合、トラブルが発生した際に児童を監督していた担任などの教員個人が責任を負うことはありません。

子が学校で友達にけがさせた 保護者の賠償が基本 弁護士 山村行弘さん(ホーム法務Q&A)
2022/05/17 日本経済新聞 夕刊 10ページ 1059文字

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