ENEOSホールディングスとJパワーは排出された二酸化炭素を回収して地下に埋める「CCS」について2030年までに国内事業化を目指すことを発表した。CCSとはCO2を地下に貯留する技術であり、国内では実証試験段階であったため具体的な事業計画は初めてである。経産省は排出量の実質ゼロを目指す50年時点でCCSによる貯留量を年1.2~2.4億トンにする目標を掲げているため、法整備や財政面での支援を検討している。
(2022年5月11日 日本経済新聞 朝刊 5ページ)
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