国会図書館、ネット送信を拡充。法改正で自宅で絶版、閲覧可能に。

国立国会図書館(東京・千代田)の「個人向けデジタル化資料送信サービス」が19日に始まる。インターネット経由で、長期品切れ状態で入手困難な書籍など「絶版等資料」約152万点を新たにパソコンやスマートフォンで読めるようになる。2021年5月の著作権法改正で、個人へのデジタル化資料の送信が可能になった。国会図書館は計約4560万点の蔵書のうち、約281万点をデジタル化済み。ただインターネットで公開しているのは、著作権切れ中心の約57万点にとどまっている。サービス開始により、個人がネット経由で閲覧可能な資料点数は約3・7倍に増える。利用できるのは国内の居住者で、登録が必要だが、オンラインでの申請も可能だ。当面は閲覧だけだが、23年1月からはコピー防止の機能を施し、印刷もできるようにする。

19日 国会図書館、ネット送信を拡充――「絶版」自宅でも閲覧可能に(NewsForecast)

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