「ワクチン外交」日本参戦

外務省は12日、日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国が共同でカンボジアに新型コロナウイルスのワクチン32万5千回分を供与したと発表した。これは、中国がアジアやアフリカの途上国に供給を通じて影響力を示す「ワクチン外交」を意識した日米豪印の「Quad(クアッド)」による初の試みである。日米豪が資金面で協力し、インドのワクチンの製造能力を高めることを目指す。また、日本はワクチンの品質を維持したまま輸送できるようにするコールドチェーン(低温輸送網)の構築も後押しする予定である。

「日米豪印、初のワクチン供与 カンボジアに32万回分」
2022/04/13 日本経済新聞 朝刊 4ページ

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