米、G7でランサムウェア防衛で連携を目指す

サリバン米大統領補佐官は7日、今週始まる主要7カ国首脳会議(G7サミット)でランサムウェア(身代金要求型ウイルス)への協調対処に向けた行動計画の策定を目指すことを明らかにした。ロシア政府に対しハッカー集団の摘発を強化するよう協調して要求するだけでなく、ランサムウェア防衛での協力に加え、身代金の支払い手段に使われる暗号資産(仮想通貨)も議論のテーマになる。ロイター通信によると、司法省はランサムウェア攻撃に関する捜査の優先度をテロ対応に近い水準へ引き上げ、情報収集もテロ対策に使う手法を採用した。ロシアだけでなく、中国やイラン、北朝鮮もサイバー犯罪者に対して安全な隠れ家などを提供しているという見方を示している。

日本経済新聞(2021/6/8)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN030DI0T00C21A6000000/

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