米fastly、大規模システム障害によって1500億円以上損失

8日に起きた米fastly(ファストリー)による大規模システム障害によって、WEBサイトの閲覧不可や取引一時停止に見舞われた企業や政府機関のサイトは数千件に上った。AmazonなどのEC企業のサイトも含まれ、世界の小売業に与えた損失は1500億円を超えるという試算もある。日本でもフリマアプリのメルカリや動画配信のHulu(フールー)にも影響が及んだ。2011年創業のfastlyは欧米を中心に世界各地に配置した高速サーバーを通じたコンテンツ・デリバリー・ネットワークサービスを提供している。高い利便性が評価され、利用が広がる一方で今回の障害により一部の技術に過度に依存する危険性が示された。

日本経済新聞(2021/6/9)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN08FC50Y1A600C2000000/

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