テンセント 動画配信に巨額投入

テンセントが映画やドラマの配信事業に、3年間で今までの2倍の1千億限(約1兆6000億円)のコンテンツ制作費を投入することを決めた。中国の動画配信は、テンセント・バイドゥ・アリババグループの3社がしのぎを削っており、テンセントは今回の巨額投入で最大手のバイドゥを上回りたい考えだ。海賊版や違法ダウンロードが蔓延っていた中国では、動画配信の値上げが難しく、採算を取るのは簡単ではない。しかし、バイトダンスの「TikTok」に代表されるショート動画がライバルとして台頭しており、テンセントはまずは映画・ドラマ配信で優勢を確保する狙いだ。
(2020/11/13 日本経済新聞 11頁)
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