中国、自動運転車へ意欲

中国政府は2025年をめどに新車販売の半分を条件付きの自動運転車にすると発表した。国家主導の意欲的な計画を打ち出すことで関係企業に早期の開発を促す。自動運転は米国が技術のリード役とされてきたが、世界最大市場を持つ中国も追い上げに本腰を入れ始めた。高速道路など限られた条件下で運転を自動化する「レベル3」と、ハンドル操作やスピード調整などを支援する「レベル2」相当の技術を搭載した自動車の普及を目指す。35年には全国で「レベル4」などの高度な自動運転の運行を拡大し、スマートシティー(環境配慮都市)との融合を実現するという。現在ではレベル3は限られた地域において試験サービスを認めているだけだが、公安を巻き込んだ法整備を進め、改革を行っている。
(2020/11/12 日本経済新聞朝刊 3頁)

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