韓国ロッテ、店舗をネット通販拠点に

韓国のロッテは、国内直営店の2割を閉鎖する一方で、ネット通販ではスーパーを物流拠点とした2時間配送など新サービスに取り組む。
「注文ボタンからピンポンまで2時間」をうたい文句にしたネットスーパーの実験店だ。

世界の小売業はネットスーパー事業の拡大を模索している。米ウォルマートは実店舗を起点に宅配型やピックアップ型などの実験を繰り返し、アマゾン対抗策を進化させた。中国アリババ傘下の食品スーパー「盒馬鮮生(フーマー・フレッシュ)」は、店舗から3キロ圏内の消費者に生鮮品を30分で届けるサービスを展開している。

日本ではイオンなどが取り組みを始めているが、ネット通販比率はまだ低い。実店舗をどう活用するのか、韓国ロッテの挑戦は日本企業の関心も集めそうだ。

(日本経済新聞 電子版 2020/10/29 )

https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=101&ng=DGXMZO65636110Z21C20A0FFE000

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