月別アーカイブ: 2018年9月

卒論 アウトライン

テーマ「高機能衣料品がどのように生活を変えるか」 言いたいこと 高機能衣料品により私たちの生活は今までよりも便利になった。 寒い冬には薄くても暖かい衣服、暑い夏には吸水速乾機能により蒸れにくく快適に過ごせやすくなった。これらは全て繊維の進化によるものだ。繊維は天然繊維から始まり、科学的な手段によって人工的に作り出した化学繊維が登場した。天然繊維と化学繊維を組み合わせることによって、お互いの短所を補えるだけでなくコストを抑えることができるため、化学繊維は現在多くの衣料に使用されている。高機能繊維とは、繊維を化学的または物理的に加工して本来はない機能をもたせたものであり、吸水・吸湿、透湿・防水、制電・導電、難燃、紫外線遮蔽、抗菌・防臭、消臭などの機能がある。スポーツウェアの水着、ユニクロのヒートテックを始め高機能衣料品によって私たちの生活は今までよりも便利になった。これからも高機能衣料品が私たちの生活を今までよりも豊かにすると考える。 1. 文献リスト 書籍 ・繊維のおはなし 天然繊維から機能性繊維まで(1998年 上野和義、朝倉守、 岩崎謙次) ・アパレル素材の基本(2004年 鈴木美和子、窪田英男、徳武正人) ・新しい扉を拓くナノファイバー(2017年 八木健吉) ・東京ファッションクロニクル(2016年 渡辺明日香) ・衣料と繊維がわかる(2011年 日本化学会) Web ・https://www.shinshu-u.ac.jp/project/leading/future/interview.php (ファッションと繊維について書かれている)2018.9.9 ・https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000032081.html(虫よけ・UVカットの高機能繊維スポーツシャツ「SKINFEEL)2018.9.9 ・https://allabout.co.jp/gm/gc/293474/2/ ・https://allabout.co.jp/gm/gc/293250/(スポーツウェア レーザー・レーサー)2018.9.9 ・https://toyokeizai.net/articles/-/37749(ユニクロ ヒートテック)2018.9.9 ・https://toyokeizai.net/articles/-/181356(ユニクロ エアリズム)2018.9.9 ・http://www.d-breath.co.jp/primaloft/about/index.html(プリマロフト)2018.9.9 ・http://info.cucuru-market.com/archives/1666(実は一番多い、天然繊維と化学繊維の組み合わせ)2018.9.9 ・http://narakutsushita.com/archives/559(天然繊維100%と合成繊維)2018.9.9 2. アウトライン 1. はじめに 2. 高機能衣料品とは 3. 高機能衣料品の身近なケーススタディ ① スポーツウェア「レーザー・レーサー」 ② ユニクロ「ヒートテック」「エアリズム」 ③ ダウンを超える人工羽毛「プリマロフト」 4. 繊維の特徴 ・天然繊維 … 続きを読む

カテゴリー: 新聞要約 | 1件のコメント

卒論に向けて

2018ゼミ合宿pdfファイル M&Aについて

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

<ゼミ合宿>卒論に向けた事前準備

卒論に向けた事前準備 PDFにまとめました。 ※マインドマップ

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

書評 次世代インターネットの経済学

本書は経済学者である筆者が発展著しいインターネット産業を経済学の視点から分析した物であり、本書は以下の通り一章から四章そして終章の五部構成となっている。   一章「無料モデルの誘惑━デジタル・コンテンツの経済学」では紙やCDといった媒体がデジタル化の波に押されている事の指摘から始まる。筆者はデジタル化によって起こる価格の低下はいい事だけでは無いとクリス・アンダーソンの著書『フリー━〈無料〉からお金を生み出す新戦略』にて取り上げられている4つの無料モデルを引用し、消費者とクリエーターに対し警鐘を鳴らしている。 筆者はGoogleを無料サービス提供の成功の鍵となるトリックを発見した企業として紹介しており何故、他の企業と異なり成功したのかを記述している。二章「世界一のブロードバンド━ネットワークの経済学」では主に日本のブロードバンドに焦点を当てており、何故成功したのか、どの様に発展したのかを表やグラフを用いて説明している。作者は成功の理由として競争政策の成功を挙げておりNTTやケイ・オプティコムの事例を交えて記述している。三章「クラウド化する世界━プラットフォームの経済学」ではGoogleが提供しているクラウドサービス(GmailやGoogleAppsなど)をMicrosoftが提供するクラウドサービス(Azure)と比較し顧客のニーズに上手に合わせたサービス提供を行っているGoogleに軍配が上がると見ている。GoogleはMicrosoftに代わり新たなパソコン世界の覇者となると予言した。他にもネットワークとコンテンツをつなぐプラットフォームを経済学の視点から4タイプに分類し、あるべきプラットフォームの姿を提示している。四章「『規制』と『規制緩和』の経済学━情報通信産業の教訓」では、1984年に国鉄関連会社として設立された日本テレコム(現:ソフトバンクテレコム)を軸に日本の電気通信産業における民営化と自由化を説明している。そして終章「ブロードバンド立国への提言」では筆者は日本がブロードバンド立国になるためにはデジタルデバイドを減らすための努力が不可欠としている。デジタルデバイドとは、端的に言えば情報を持つ者と持たざる者の格差である。   もともとインターネットや通信の歴史に興味があったのだが、そのインターネットを経済学の視点から分析したという点に惹かれ、この本を選択した。この本は今から七年前である2011年に刊行された本という事もあってか、情報がやや古い点があり途中インターネットに関係のない事が書かれている点も多かったが、これから四年生になり卒業論文を書く上で新たな発見も多いと感じた一冊だった。

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

書評 「いいね!」が社会を破壊する

 本書はネットの進化、そしてそれを利用する大企業が実社会にどのように打撃を与えてきたのかを説明している。人々が得てきた恩恵、そして失っていく雇用、産業、個人データなど…。人間そのものが「無駄」になる未来を危惧している。以下の5章から構成されている。  第1章「超優良企業はなぜ潰れたのか」では、かつて世界最大の写真感光剤メーカー、イーストマン・コダックが消滅したことを例に、今の世に、もはや企業の安泰が存在しないことを暗示する。第2章「素早く動き、破壊せよ!」では、筆者が現在のイノベーション=破壊と定義し、中小書店を駆逐したアマゾンと電子書籍の破壊力を解説する。第3章「便利の追求が雇用を奪う」では、経営にとって最大のリスク要因を雇用とし、雇用減少の激しい産業をLCCやGMS(総合スーパー)のデータとともに解説している。第4章「『いいね!』ほど怖いものはない」では、LINEをはじめとする無料アプリが、「ただ」で利用できる仕組みを解説しつつ、ユーザーがお金に代わる対価として個人情報を企業に提供していることの危険性を指摘している。第5章「勝者なき世界」では、これから何が生まれ、何が残るか未来の展望が全く描けない時代にころがる問題を提示している。富の偏在はこれからより加速し、低所得者が圧倒的多数となれば、消費が落ち込み、やがて広告に依存するネット企業まで収益源が断たれることになる。すると優れた製品に対価を支払わないような、勝者なき世界が待ち受けていると結論付けた。  個人情報の保護が肯定されるなか、同時に個人情報の公開がもはや当たり前となった現代社会の矛盾について、もう一度見つめ直したいと思いこの本を選んだ。筆者は無料アプリを利用するためにユーザーデータを迷いなく提供する風潮、そしてそれを批判する人々があまりにもマイノリティであることに疑問を呈している。個人情報を守ることは不可能であり、さらに機械・AIの進歩によっていかに人間の存在価値が希薄化していることを認知させられた。  ネットにのまれる社会、そして多くの問題は深刻化している。産業の衰退、少子化、高齢化、就職難など、様々なトピックにわたり現代社会を論じていたため、今後の卒論テーマの題材として非常に参考になる一冊だった。

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ