EUは、未成年者をSNSによるリスクから守るため、巨大IT企業に向けた新たなガイドラインを公表した。内容には、子どもが投稿した写真の無断ダウンロード防止、依存を助長する機能の無効化、アカウントの初期非公開設定、年齢確認の強化などが含まれる。背景には、デンマークで13歳未満のSNS利用が9割以上に達するなど、利用の低年齢化が進んでいる実態がある。フランスは15歳未満の利用禁止に意欲を見せており、スペインやギリシャなどと共にEU全体での統一的な年齢制限導入を目指している。
2025/7/15 朝日新聞