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作成者別アーカイブ: 矢島 裕貴
トヨタ アフリカで市場拡大
アフリカでのトヨタ車の販売を担うグループ会社の豊田通商は、現地の売り上げで中国メーカーに優っている。 アフリカの新車市場は年140万台ほど。豊田通商によると、2025年のトヨタ車の販売は26・4万台で、28年に30万台、30年代に50万台をめざしている。アフリカの国々は経済成長が著しく、新車が買える中間層の厚みが増している。 中国メーカーは、自国で普及する電動車の装備を簡素にした車を販売しているのに対し、トヨタは「耐久性が高いが、余分な機能はついていない『バリューフォーマネー』(お得感)がある車」を販売し、より現地のニーズに合った商品を展開している。 2026/07/12 朝日新聞 朝刊
長野県 急速に鉄道IC対応
長野県の松本駅から上高地を結ぶアルピコ交通上高地線は来年春からIC乗車券が導入されることとなった。これは今後の人手不足をにらむとともに、地域住民や観光客らの利便性を高めるという面が大きい。初期投資はかなりの負担であったが、県から約1億円の補助金を得られたことが後押しとなった。 長野県は「全県で交通系ICカードが使える環境を目指す」と打ち出しており、他社では第三セクターのしなの鉄道が今年から、長野電鉄で来年より導入される。 鉄道会社に対する県の補助額は約6億5千万円に上る。 2026/07/14 朝日新聞 朝刊
大垣夜行 復刻
かつて東海道線を走っていた夜行快速列車「ムーンライトながら」を一夜限りで復刻させると、JR東海が発表した。8月9日にツアー向けの特別列車として走らせる。 ムーンライトながらは1996年に誕生した。それまで「大垣夜行」として親しまれた夜行普通列車が指定席を設けた快速列車に変わり、命名された。東京と大垣(岐阜県)を結び、特急券が不要で「青春18きっぷ」で乗れることから若者や鉄道ファンに人気だったが、コロナ禍の影響もあって2021年に運転を終えていた。 応募対象は18歳以上で、費用は1人3万7500円。ジェイアール東海ツアーズの専用サイトから申し込める。 2026/07/03 朝日新聞
近鉄 銀行サービス
近鉄グループホールディングスは1日、三菱UFJ銀行と業務提携を結び、2027年3月に個人向け銀行サービスを始めると発表した。 近鉄はグループの鉄道や百貨店などで使えるポイントサービス(会員約170万人)を持つ。今回の提携では銀行代理業に参入。三菱UFJ銀のシステムを活用した銀行アプリをつくり、会員向けに預金や決済などのサービスを提供する。「会員数を200万人に増やしたい」と意気込む。 鉄道会社の銀行サービスでは、JR東日本が24年春にサービスを開始。JR西日本は27年度中に始める。阪急阪神HDも27年以降に始める方針だ。 2026/07/07 朝日新聞
近鉄 脱線事故
京都市の近鉄京都駅の構内で29日午前5時15分ごろ、京都発橿原神宮前行きの京都線普通電車が脱線する事故があった。30人の乗客と運転士ら乗員3人にけがはなかった。国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官を現場へ派遣し、事故原因の調査を始めた。 脱線した現場は京都駅のホームから西に約120メートルで、上り線側と下り線側を行き来できる「渡り線」が交差している。カーブ上に電車を分岐させる「ポイント」が計6個集中する複雑な場所という。事故当時、電車は上り線側から下り線側に移ろうとしたところ、2両目と3両目の台車が脱線したという。 2026/06/30 朝日新聞 朝刊
磁気券消滅の兆し
JR東日本は、2027年春に導入するQRコードを使った乗車券のイメージを公開した。近距離用の磁気切符と置き換えることで、自動改札機の維持コストを引き下げ、使用済み券をリサイクルしやすくするのが狙いだ。QR乗車券は投入口近くのリーダーにかざす方式となる。一方で新幹線など中長距離用の切符は引き続き磁気式を使うという。 磁気切符は改札機に切符が詰まるトラブルが絶えないほか、リサイクルには使用済み切符から磁気層の分離が必要なことが課題となっている。JR東や京急電鉄、東武鉄道など関東の鉄道8社は26年度末以降、入出場の情報を共用サーバーで管理し、磁気切符をQR乗車券に順次切り替えていく方針だ。 2026/06/30 朝日新聞 朝刊
夜行新幹線 臨時運行
JR東海は8月8日に夜行新幹線を走らせると公表した。「移動時間を有効に使いたいというニーズに応える」と話す。 「夜行」の新幹線は「東海道ルミエールエクスプレス」という名を冠する。最終のぞみより30分以上遅い午後10時に東京駅を出発。品川、新横浜駅を経て、翌9日は始発より1時間以上早く、午前6時44分に京都、午前6時59分に新大阪駅に到着する。 東京―新大阪間の料金(普通車指定席)は、のぞみとほぼ同額の1万5千円。旅行商品として販売する。現時点での運行予定はこの日限りだが、JR東海は「利用状況などをみて、継続するかどうか判断したい」と話している。 2026/06/24 朝日新聞
日産 小型ミニバン投入
日産は、現行のラインアップに欠ける「小型ミニバン」を2028年度以降に投入する考えを明らかにした。小型ミニバンとその名の通り、スライドドアや3列シートを備えているミニバンのなかで、比較的小さいタイプの車である「ノート」など小型車(コンパクトカー)では手狭なものの、「セレナ」といったミニバンほどの大きさは必要ない世帯を狙う。このクラスで「シエンタ」(トヨタ自動車)や「フリード」(ホンダ)が売れ筋となるなか、日産はこの商品のバリエーションを欠いていることが「日産車の保有客が減っている一つの理由だ」と考えている。 2026/06/25 朝日新聞
超電動モーター搭載車 レース参戦
トヨタ自動車は5日、超電導モーターを搭載した「水素エンジンカローラ」で、世界で初めてレースに出ると発表した。水素エンジン車の特性を生かして、超電導の小型モーターを用いることにより、電気抵抗をゼロにした無駄のない電気利用が可能になり、加えて燃料タンクが物理的に大きくなったため、これまでの車よりも1回の燃料補給で走れる距離を1.3倍程度延ばすことができるという。 2026/6/6 朝日新聞 朝刊
大井川鉄道井川線 路線変更
大井川鉄道(静岡県)は2日、秘境の渓谷を走ることで知られる井川線について、7月1日から1回の乗車につき一律3500円(小児半額)の観光列車にすると発表した。いまは乗車区間に応じた運賃(160~1340円)の普通列車のため、実質的に最大20倍強の値上げとなる。客単価を上げることで赤字脱却を目指す狙いがある。 大井川鉄道によると、1日5往復の全便を観光列車とし、オンラインでの事前予約制を基本とする。上りの始発と下りの最終は各駅停車とし、1車両だけは運賃で乗れるようにする。沿線住民には無料で乗車できる2年間有効のパスを発行することとしている。 2026/6/5 朝日新聞 朝刊