放射性廃棄物、海に流入を危険視

 

2014年4月22日 東京新聞 夕刊 2面

英中西部セラフィールドの原子力施設に近い処分場に埋められた低レベル放射性廃棄物が、気候変動伴う海面上昇と海岸浸食の加速により、数百~数千年後に海を汚染し始めると英環境庁が推測していることを21日、ガーディアン紙が内部文書の内容として報じた。
文書は、処分場の用地選定に誤りがあったことを認めているという。
英国は今年、悪天候により、深刻な洪水や海岸浸食の被害に見舞われた。地球温暖化による気候変動が一因とされており、国民の間には他の原子力関連施設でも予測不能の事態が起きかねないと懸念が強まっている。

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