調査捕鯨許可 悩む政府

2014年4月17日 読売新聞朝刊4面

今年3月に日本は南極海での捕鯨調査は国際司法裁判所(ICJ)による違法判決を受け、政府は今月22日出港予定の北西太平洋での調査捕鯨を許可するかについての対応に苦慮している。今回の北西太平洋は判決の効果外だが、ICJからは今回の調査捕鯨についても釘を刺されている。捕鯨反対の世論が根強い米国のオバマ大統領が23日に来日するのも問題だ。出港を認めれば米国からの批判も懸念される。政府は今回の捕鯨調査を断念して来年5月の国際捕鯨委員会に向けて新たな調査計画を提出する案も視野に入れる。

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