タレントの好感度、AIで解析

芸能事務所のホリプロは、所属タレントに関するSNS(交流サイト)の投稿を人工知能(AI)で解析し、タレントの好感度や出演効果などをデータで客観的に判断できるシステムを導入すると発表した。まず解析用のデータを蓄積し、年内にも運用を始める方針だ。

所属タレント10人程度を対象に、SNSへの投稿を解析する実証実験を終えた。ツイッターなどでタレントに関するコメントや本人の発信に対する反応を収集し、AIで解析する。

好感度を判断できる重要なコメントを抽出したり、テレビ出演や発言が視聴者にどのような影響を与えたかといった傾向を探ったりすることができる。

開発は米シリコンバレーでAI導入支援を手がけるパロアルトインサイトが手がける。

今後は解析対象となるタレントを増やし、タレントの育成や的確な営業活動につなげていく。(2020/06/16 日本経済新聞 朝刊 15)

32F4D4B0-46FB-4B53-A385-827CC4AAD141

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す