宇宙開発先導の露、米国に対抗心

5/30に行われた米国の有人宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げ成功に対し、露が焦りの色を濃くしている。ISSへの輸送を独占してきた立場が危うくなったからだ。露は1961年に人類初の有人宇宙飛行を成功させて以来、ISSに宇宙飛行士を運ぶ唯一の手段であった「ソユーズ」を初めとして、長くの間宇宙開発を先導してきた。しかし、近年は資金不足が宇宙開発に影響を及ぼしており、衛星などの打ち上げ失敗も相次いでいる。不足を補うため、露は月の探査などで成果を収めている中国へ接近しており、米国のNASAは警戒を強めている。(2020/6/2 讀賣新聞 5頁)17BEBB89-330B-493F-B236-02299C67E94B

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