温暖化対策へ新たな取り組みの必要性

2014年4月14日 日経 夕刊 3面

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が13日に公表した報告書では、温暖化を抑えるために、人為的な温暖化ガスの排出を大幅に抑える必要があると指摘した。そのためには、CCSを持たない火力発電の全廃やCO2を吸収する木材などによるバイオマス発電にCCSを付設するいう、これまで経験のない技術の導入が必要だという。ただ、実際に導入するには、課題が残っている。まずは、世界全体で削減につながる実用性のある次期枠組みが求められる。

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