特定技能 東南アジアで受験熱起こる

東南アジアで日本の新在留資格「特定技能」の受験熱が高まりつつある。東南アジアでは近年、日本語の学習者数が増えて、タイなど5カ国の日本語学習者数は18年に485千人と15年から5割増えた。フィリピンでは日本式の介護も教える日本語学校が人気で、ミャンマーでは日系ホテルが宿泊業の受験指導を始めた。試験の合格者は年内に千人超となりそうだが、日本政府の想定には届かない。出入国在留管理庁によると、111日時点で818人が特定技能の在留資格を取得した。初年度となる203月までには3万~4万人を想定したが、遠く及ばないのが現状だ。要因の一つが査証取得までの具体的な手続きなど送り出しに向けた各国のルールづくりが遅れていることだ。海外合格者の来日は2020年春頃になりそうだ。(日本経済新聞11/12 1面)

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