飲食店や小売店などで、外国人従業員は今や姿を見ない日はないほど定着している。中でも、深刻な人手不足に見舞われている24時間営業のコンビニエンスストアに欠かせない存在だ。ローソン芝浦八千代橋店では14人の店員のうち日本人は一人だけである。業務が複雑になっていることが日本人が敬遠する理由となっている。一方で外国人は急増して2019年3月末時点で約1万2千人と2年前の倍となった。外国人に30時間の研修をする。又研修施設を作り、接客などの基本動作を教えている。しかし外国人店員が増える一方で偏見を持つ客から嫌がらせを受けることもある。外国人材の受け入れを進める上で差別の防止や相談体制の充実は欠かせない。(日本経済新聞5/12)