VR、AIによる職業適正診断

NTTデータグループでシステム開発を手掛けるJSOL(東京・中央)は、仮想現実(VR)装置と人工知能(AI)を組み合わせて、職業や職種への適性を診断するシステムを開発した。VR空間での行動や視線の動きなどから性格や職種への適性を数値化する。新システム「VRタレントオペレーション」では受験者がVR空間内でパズルを解いたり、工場内で作業したり、ドラマ仕立ての会議に出席するなどして、それぞれの場面での行動などから性格や職種への適性を分析する。VRのヘッドマウントディスプレーで目線の動きも分析する。企業が人事評価に活用する場合は、チームにどういう特性の社員が集まっているかを解析し、異動してくる社員の性格が合うかを診断することもできる。

(2019年10月30日 日本経済新聞17頁)

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