ルワンダの水道、 IoTで管理

電力などを計測する小型センサーのSIRC(サーク、大阪市)は年内にもアフリカのルワンダで水道の管理を効率化する事業を始める。同社が開発した「IoT角度センサー」をルワンダの首都キガリ市の数十ヶ所に設置する。同センサーは既設の圧力計に装着し針の角度を読み取る。水の流れを遠隔で監視し、異常のある場所を見つけられる。サークは水の流れを見える化すれば早期修繕などを施せるとみる。ルワンダでは流水計などの整備が遅れているほか、配水管が多数分岐しているため水の流れを正確につかむのが難しい。漏水や盗水などにより課金できていない「無収水」の割合が25~38%に達するという。将来は水道メーターもIoT化したい考えで、料金徴収の効率化を目指す。(2019年10月7日 日本経済新聞朝刊9面)

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